介護ヘルパーの資格について
介護ヘルパー(介護職員)とは?
介護ヘルパーとは、日常生活を送ることが難しい高齢者や障がい者に食事・入浴・トイレの手助けなど生活に必要な介護サービスを提供する仕事です。
介護ヘルパーの資格は3つあります
1.介護職員初任者研修
2.実務者研修
3.介護福祉士
1.介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護にかかわる資格の中でも「初心者向け」です。
介護職員初任者研修の資格を取得するには、都道府県が指定をした事業者の口座を受講し、130時間のカリキュラムを修了する必要があります。
▼受験資格は必要?
受験資格は不要です。
▼修了試験がある?
修了試験はあります。
内容はカリキュラムで勉強している内容がそのまま出題されることが多いので、まじめに受講していれば合格できます!
▼どのような仕事ができるのか?
「訪問ヘルパー」として働くことができます。
2.実務者研修
実務者研修の資格は、都道府県が指定をした事業者の口座を受講し、462時間のカリキュラムを修了する必要があります。
▼受験資格は必要?
受験資格は不要です。
▼修了試験がある?
修了試験は義務化されていません。
科目によっては確認テストを行うことがあります。
▼どのような仕事ができるのか?
訪問介護事業所で「サービス提供責任者」として働くことができます。
また、実務者研修を取得していれば、3年の実務経験を経て「介護福祉士」の試験を受験することができます。
3.介護福祉士
介護福祉士は介護業界唯一の「国家資格」です。
実務経験3年以上(介護などの業務の従業期間3年を超えていて、従事日数が540日以上)になっている必要があります。
▼受験資格は必要?
実務者研修を修了していること。
▼修了試験がある?
筆記試験と実技試験があります。
▼どのような仕事ができるのか?
施設やデイサービスなどで「生活相談員」として働くことができます。
また、介護福祉士を取得してから5年の実務経験を積むことで「ケアマネージャー(介護支援専門員)」の受験資格を満たすことができます。